当たり前ですが『床タイル』は床面に使うタイルです(笑)

 

人が乗っても割れないように、硬く焼き締められて、ある程度厚みがあって丈夫に作られています。

 

ひとくちに床と言っても、使われるシチュエーションは様々で、それぞれに応じた床タイルがありますが、今回は、屋外に使える床タイルの選び方をご紹介したいと思います♪

 

適性表示について

Wind-dyed House

出典:HouseNote 「Wind-dyed House」

 

まず、屋外床のタイルを選定する場合、ほとんどのメーカーがカタログ等で掲載している適性表示をご参照ください。

 

TileLifeでも、以下のようなマークで商品の詳細ページに掲載しています。

適正表示マーク 屋外床

 

 

 

 

 

屋外床の場合は、マークが「◎」または「○」のタイルを使いましょう。

「使用場所とその適性の表示」について詳しくはこちら>>

 

壁面用のタイルは、強度や表面形状(凹凸)などの問題で、基本的に床には使えませんので、ご注意くださいね。

 

屋内用の床タイルが屋外に使えない理由

LIXIL 床タイル フォスキー

LIXIL 床タイル フォスキー

 

たまに「屋内用の床タイルは、屋外に使えませんか?」

というご質問を頂きますが、残念ながら使えません。。。(・_・;)

 

なぜ使用出来ないかと言うと・・・

『防滑性(ぼうかつせい)』の問題があるからです!

 

雨に濡れた場合、タイルの表面がツルツルだと、滑ってしまい危ないんです。
Σ(゚д゚lll)ツルッ !

 

他にも屋内用床タイルには『耐凍害性(たいとうがいせい)』が無い場合もあります。

 

耐凍害性というのは、吸水率の高いタイルの内部にしみ込んだ水分が凍って体積が膨張し、タイルが破損してしまう凍害という現象に耐えられる性能のことを言います。

 

耐凍害性がないと、冬季に水が凍るような地域だと、タイルの破損や割れの原因になったりします。

(・_・;)

 

御影石調床タイル 100角

御影石調床タイル 100角

 

実はタイル表面に凹凸がなく、防滑性が高くないタイルでも屋外床に使用できる場合があります。

 

それは、タイルのサイズです。  d◎-◎ ズバリ

 

100角程度までのサイズで床面に使えるタイルなら、目地部分が滑りを防止してくれるので、屋外床にも使えます♪

 

玄関タイルの内床タイプ・外床タイプ

LIXIL 床タイル フォスキー

LIXIL 床タイル フォスキー

写真のタイルは、同じ色合いで「外床タイプ」と「内床タイプ」の2タイプを用意しているタイルです。

 

何が違うかというと、前述の「防滑性」が違い、外床タイプは表面がより滑りにくくなっていて安全に配慮されています。

 

例えば、屋外用のタイルは表面をザラザラにして滑りにくくしてあるため、玄関の内側の床としては少し使いずらい場合や、ある程度の防滑性があり玄関の内側としては使えるが、雨がかかる玄関の外側の床では滑る恐れがあるなどの場合があります。

 

そんな場合は、色や風合いは一緒で、防滑性を内用と外用にそれぞれあわせた表面が2タイプあるタイルがおすすめです。

 

両タイプあるタイルをピックアップしてみましたので、下記をクリックしてご参照ください。

 

「外床タイプ」一覧はこちら>>
(同じ色の内床タイプは各商品ページからのリンクでご覧ください)

 

防滑性とお掃除について

防滑性を高目ているタイルの表面は、だいたいザラザラした感じのものが多くなります。

 

ここで気を付けたいのは、ザラザラな表面ほど、汚れが付きやすくなり、白いタイルほど、汚れが目立ちやすくなります。

 

きれい好きな方やお掃除が面倒という方の場合は、この当たりもタイルを選ぶ際のチェックポイントになります。

 

白いタイルの汚れ_Instagram_s75_r1224さん

出典:instagram.com (s75_r1224さん)

 

Instagramのs75_r1224さんの投稿などを拝見すると、素敵なお家をきれいにしようと努力されておられます。

 

 

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タイルは汚れはしみ込んだりしないので、お手入れは楽な建材なのですが、やはり表面についた汚れは落とす必要があります。

 

皆さんも、こんな感じで定期的に「高速ブラッシング」してくださいね。(笑)

 

汚れにくい加工をしたタイル

ちなみに、LIXILからタイル表面に汚れにくい加工をしたタイルも発売されています。

 

雨がかからないタイル表面の凸凹な部分では、雨で汚れが流されず、靴などでさらに汚れが奥まで侵入してしまいます。

 

また、表面がザラザラなタイルは、モップやぞうきんなどがひっかかって掃除がしにくいという声もあります。

 

そんな悩みを解消したのが「マイクロガードフロア」です。

 

優れた防汚性能

滑りにくさはそのままに、タイル表面の小さな穴を独自の技術で極小にとどめて、汚れの侵入を防ぐことで、優れた防汚性能を発揮します。

 

マイクロガードフロア_タイル表面の拡大写真

LIXILの強制汚れ試験の結果、マイクロガードフロアは汚れのつき方が少なく明確な差が出ました。

 

清掃性の向上

タイル表面の凸部を改良することによって、清掃時にモップなどが引っかかりにくくなり、お掃除がしやすくなっています。

 

マイクロガードフロア_タイル表面の比較

モップなどがひっかかって、拭きずらかったり、ぼろがでるのが少なくなります。

 

マイクロガードフロア仕様の商品

この加工をしてあるLIXILの床タイルは全部で30品以上もありますので、ここでは内床タイプもラインアップしている商品をピックアップしておきますね♪

 

 

住宅には、玄関やポーチ、お庭と、屋外床にとタイルを使うシチュエーションはたくさんあります!

 

湘南スローライフVo.3 No.32

出典:HouseNote 「湘南スローライフVo.3 No.32」

 

住み始めてから後悔しないように、できるだけ家が完成した後の生活シーンやお手入れのことなども考えて床タイルを選んでくださいね♪♪

 

★場所別おすすめタイルはこちら

玄関(内)・屋内床タイル >>

玄関(外)・屋外床タイル >>

 

 

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関連ページはこちら>> 「床タイル」「HouseNote」「駐車場に使えるタイルの選び方」「玄関が素敵なお家は好きですか? 【玄関タイル施工例集】

タイルライフ 植木

 

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