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セランガンバツの詳しい説明

ウッドデッキの樹種別の特徴

セランガンバツの詳しい説明

セランガンバツの概要

セランガンバツはインドネシアのスマトラ島、ボルネオ島、スラウェシ島、ニューギニア島、
マレーシアを主たる産地とするフタバガキ科の広葉樹で、別名「バンキライ」、「イエロー・バラウ」
などとも呼ばれています。

原木は直径1〜1.5m前後、樹高は50〜60mと大木のため長い材がとれやすく、
樹皮はほとんどの種類が褐色で縦に割れていますが、深くなくまたは裂けていないやや薄く剥落し、
平たいウロコ上に皮目があります。

色合いは心材と辺材の境界がはっきりしており、心材は黄色から黄褐色、褐色、赤褐色を示し、
辺材は淡色となっており、時々灰色のしみがあります。

立木の段階で多くが芯抜けとなり、内側からの虫食いが見られ、
ピンホール(虫食い)のない材は2〜3割しか取れないため、ピンホールのある材は、
エクステリア用途のウッドデッキ材などで有効活用されています。

コストパフォーマンスも優れたウッドデッキ材としてプロからも人気が高く、
その耐久性は、水のかかるような条件の悪い場所でも15〜20年はもつと言われています。

耐腐朽性も高く防腐剤などの薬剤処理も必要のない木材です。

セランガンバツの使用例・用途

コストパフォーマンスに優れることから民間需要のウッドデッキに引き合いが多い傾向があり、
国内の主要な使用例としては、「デックス東京ビーチ」「大阪(伊丹)空港展望デッキ」
「岸和田カンカンベイサイドモール」などが上げられます。

海外でもヨーロッパやオーストラリア、ニュージーランド等で広く使用されています。

セランガンバツの特長は?

原木が直材であるため、他のハードウッドと比べ4m等の長い木材の生産性に優れ、
供給量が安定していることや、国内に丸太が輸入されているハードウッドが少なく、
大断面や特殊サイズが取れるなどで業者の間でも人気のあるウッドデッキ材です。

イペやウリンほど硬くないため加工しやすく、コストパフォーマンスにも優れています。

チーク材の1.5倍と充分な強度があり、シロアリや菌、微生物にも強く、ウッドデッキ材として
優れた耐腐朽性も有しています。

セランガンバツの注意点

セランガンバツ材は、他のウッドデッキ材よりはピンホールが比較的多く見受けられます。

立木の段階で多くが芯抜けとなり、内側からの虫食いが見られ、
ピンホール(虫食い)のない材は2〜3割しか取れないため、ピンホールのある材は、
エクステリア用途のウッドデッキ材などで有効活用されています。

虫害については、材が硬く、導管も極めて細いため、
普通のフタバガキ科で見られるヒラタキクイムシは付かず、
生木から製材後は虫害の心配などはありません。

セランガンバツ材の色調については、屋外への施工後は、濃色に変化した後、
最終的には、経年変化によって銀白色となりますが、耐久性など強度上の影響はありません。

基本情報

別称 : バンキライ、イエロー・バラウ、ヤカール
気乾比重 : 0.85
分類 : フタバガキ科
原産地 : ボルネオ島のサバ、サラワク州(マレーシア)、インドネシア領カリマンタン
学名 : Shorea argentea, Shorea barbata, Shorea astylosa
英語 : Yellow Balau, Balau, Damar Laut, Sengkawan Darat, Balau Kumus, Balau Simantok,
Bangkirai, Bangkirai Tanduk, Agelam, Anggelam, Benuas, Brunas, Selangan Batu, Kumus,
Kedawang, Pooti, Selangan Batu No. 1, Selangan Batu No. 2, Chan, Ak, Aek, Pa-Yom Dong, Yaka