>> P.806
資料資料タイルの品質タイルの統一規格として、日本工業規格セラミックタイル(JISA5209-2014)、及びその試験規格(JISA1509-1〜12-2014)がありますが、当社ではこれをもとに、さらに厳しい独自の社内規格を作って、タイルの品質管理につとめております。ご参考までにJIS製品規格と試験規格の一部を掲載します。寸法、厚さ(mm)タイルの端から約5mmの位置の寸法を測ります。厚さは製作寸法で定めた部分を測ります。ばち(mm)長方形の場合は相対する辺の寸法差、正方形の場合は4辺の寸法の最大値と最小値の差を「ばち」といいます。A>B>C>DA-D=ばち短辺のばち長辺のばち面反り、ねじれ、辺反り、側反り(mm)図のようにタイルの両端から約5mmのところを2つの基点として、その中点(側点)からタイル面までの垂直距離を反りとして測ります。反りには「面反り」「辺反り」側反り」があり、ねじれは2本の対角線方向の面反りの差を絶対値で表します。直角性(mm)タイルのある一辺を基準辺とし、その一方の頂点を通る垂線との距離を基準辺の対辺近傍で測定します。正方形状は四辺、長方形状は2つの長辺を基準辺として測定します。ただし、短辺が50mm以下の長方形状のタイルについては適用しません。基点測点基点+反り-反り基点測点基点基点測点基点面反り辺反り側反り種類(成形方法と吸水率による分類)成形方法及び吸水率による分類を以下の表に示します。寸法許容差及び基準は右表の分類ごとに示す数値となりますが、ここでは代表的なものを掲載しています。基点基点成形方法押出し成形(A)プレス成形(B)Ⅰ類AⅠBⅠ吸水率Ⅱ類AⅡBⅡⅢ類AⅢBⅢ寸法許容差と基準<プレス成形Ⅰ類(BⅠ)・プレス成形Ⅱ類(BⅡ)>寸法許容差と基準<プレス成形Ⅲ類(BⅢ)>305を超え455以下±2.8455を超え605以下±2.8項目50以下長さ及び幅±0.650を超え105以下±0.8105を超え155以下±1.0235を超え305以下±1.4305を超え455以下±1.6455を超え605以下±2.0※ばち・反り・直角性…役物及び各辺が50mm以下のタイルについては、外観検査を行ったとき、目立たなければよい』。また、不定形タイルには適用しません。ユニットタイルのユニットの長さ及び幅の許容差は、±1.6mmです。寸法許容差と基準<押出し成形Ⅰ類(AⅠ)・押出し成形Ⅱ類(AⅡ)>製作寸法(mm)項目50以下長さ及び幅±1.550を超え105以下±2.0105を超え155以下±2.52.0±1.20.9以下±1.2±1.02.02.5±1.6.2以下1±1.6±1.52.5厚さばち※反り※面反りねじれ辺反り側反り直角性※役物の角度(°)1.5-----806235を超え305以下±3.0305を超え455以下±3.5455を超え605以下±3.53.03.53.5±2.0.5以下1±2.0±2.03.0±2.4.8以下1±2.4±2.53.5±2.4.8以下1±2.4±2.53.5155を超え235以下±3.0±1.53.0±2.0.5以下1±2.0±2.03.090±1.5製作寸法(mm)項目50以下長さ及び幅±0.850を超え105以下±1.2105を超え155以下±2.0155を超え235以下±2.4厚さばち※反り※面反りねじれ辺反り側反り直角性※役物の角度(°)1.0-----±0.71.41.62.0±0.90.7以下±0.9±0.81.4±1.2.0以下1±1.2±1.21.8±1.5.2以下1±1.5±1.62.290±1.5235を超え305以下±2.4±1.22.0±1.5.2以下1±1.5±1.62.22.42.4±1.8.4以下1±1.8±2.02.4±1.8.4以下1±1.8±2.02.4厚さばち※反り※面反りねじれ辺反り側反り直角性※役物の角度(°)0.6-----製作寸法(mm)155を超え235以下±1.2±0.51.2±1.00.8±0.61.0±0.81.4±1.00.5以下0.6以下0.8以下0.8以下±0.6±0.80.8±0.8±1.21.0±1.0±1.61.4±1.0±1.61.290±1.51.62.0±1.2.0以下1±1.2±2.01.6±1.2.0以下1±1.2±2.02.0資料シリーズ名(S1)商品名(S2)
| < 
| 
> | 
>>
