LIXIL INAX『2018タイル建材総合カタログ』_LIX-0868181016

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1.屋外床タイルやレンガなどの床仕上げ材の施工方法は、下地に張付けモルタルで張り付ける湿式施工と、クッション砂の上に敷き並べる乾式施工があります。また、使用部位によっても以下のように区分され、それぞれについて推奨される施工方法が異なります。※張付けモルタルに用いる砂は、川砂、珪砂、もしくはこれに準ずるものとし、有害量のごみ、泥土、有機不純物、塩分を含まないものとしてください。[1]施工法の分類住宅や建築の外構、公園、広場など車の乗り入れがない場所に以下の施工法が適用されます。駐車場、歩道、商店街等、頻度が少ないが車の乗り入れがある場所(車道は除く)へのタイル施工は、以下のタイルと施工法の組合せに限ります。車のショールームなど屋内に600mm角等の大形タイルを使用する場合は改良圧着張りで施工します。仕上げ材施工法適用タイル床タイル①モザイクタイル張り②圧着張り③改良圧着張り④セメントペースト張り⑤バックアンカーAF工法⑥バックアンカーCP工法モザイクタイル600mm角以下のタイル200mm角以上のタイル20mm厚以上、または、裏足のある14mm厚以上のタイル裏足のある300mm角以上のタイル裏足のある300mm角以上のタイルサンドロック⑦砂伏せ施工サンドロック車の乗り入れがある場所に使用可能なタイルと施工法タイルの種類施工法モザイクタイル①モザイクタイル張り300mm角以下の床タイル②圧着張り③改良圧着張り⑤バックアンカーAF工法サンドロック⑤砂伏せ[2]施工法各論床の下地は、下地に付着したレイタンス等表面の汚れを入念に取り除くこと、施工前には水湿しを十分に行うこと、伸縮目地を縦・横とも4m以内ごとに設ける等の点がポイントになります。タイル張りではモルタルを塗り付ける際に、下地を薄くこすりつけるように塗り付けて、下地面との密着を確保したのちに、張り付けモルタルを重ね塗りすることがポイントになります。③改良圧着張りモルタル下地をこしらえた後、下地に張付けモルタルを塗り付け、モルタルが固まらないうちにタイル裏面全体にも塗りつけて張り付ける方法です。この工法は200mm角以上のタイルに適した施工法です。タイル下地モルタル・敷きモルタル3〜5張付モルタル3〜480〜100※①モザイクタイル張りモルタル下地をこしらえた後、下地に張付けモルタルを塗り付けて直ちにモザイクタイルを張り付ける方法です。紙の一部がタイル目地からはみ出したモルタルによって湿るまでユニットタイルのたたき押えを十分に行います。張付モルタルタイル下地モルタル・敷きモルタル3〜580〜100※※敷きモルタルの場合:30〜50mm下地モルタルの場合:30mm以下※敷きモルタルの場合:30〜50mm下地モルタルの場合:30mm以下②圧着張りモルタル下地をこしらえた後、下地に張付けモルタルを塗り付けて直ちに張り付ける方法です。張り付けモルタルが軟らかいうちにたたき押え、モルタルがタイル裏面に広がるようにします。300mm角以上の大形タイルの場合は、クシ目高さ10mm以上のくし目コテでモルタルを張り付け、ゴムトンやヴィブラートを用いてタイルを張り付けます。④セメントペースト張りコンクリート面に敷きモルタルを敷きならした後、セメントペーストを流してタイルを置き、ゴムトン等でたたき押えながら張り付ける方法です。この工法は厚さが20mm以上のタイル、または、裏あしのある厚さ14mm以上のタイルに適した施工法です。薄いタイルの施工には向きませんので注意してください。張付モルタルタイル下地モルタル・敷きモルタルセメントペースト敷きモルタルタイル80〜1001〜230〜50※敷きモルタルの場合:30〜50mm下地モルタルの場合:30mm以下8245〜7※80〜100タイル張りの設計と施工タイル張りの設計と施工資料タイル張りの設計と施工床面へのタイルの施工66床面へのタイルの施工


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