濃緑色の地に白い方解石の網目模様が入っているのが特徴で、見た目が蛇の皮に似ていることからこの名がついています。
大理石が石灰岩の変成した岩石であるのに対し、蛇紋岩は、かんらん岩、閃緑岩(せんりょくがん)、斑レイ岩などの深成岩が変成した岩石で、大理石とは組織が根本的に異なりますが、建築用石材としては大理石として扱われています。
代表的な石種としては、ティノスグリーン(ギリシャ)、台湾蛇紋(台湾)などがあります。