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外壁タイルの役物
外壁タイルを用いる上で留意したい点に「役物」があります。役物の使い方の良し悪しでそのタイルが生きるか否かが決まるといっても過言ではありません。役物は通常、建物のコーナー部分や柱形、開口部などの納まりに使用されます。
役物にもさまざまな形状がありますが、原則的には小口平タイルは小口曲と屏風曲、二丁掛けタイルは標準曲と二丁屏風曲の、それぞれ標準的な役物で納められるように割付けることが望ましく、コスト面でも仕上がりの美観の面でも良い結果が得られます。
役物には、平物にあわして一体成形品として焼成する一体役物と平物を加工して接着して製造する接着役物があります。
内装タイルの役物
内装タイルの役物には、竹割、かさ木などさまざまな種類があり、複雑な形状の役物を組み合わせて出隅、入隅を納めていましたが、近年では、片面取、両面取、内幅木などの数種類の役物で、すっきりとした納め方をする傾向にあります。
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