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タイルのテーブルをつくる実例で、タイルDIYの流れをわかりやすく解説します。
タイルライフの女性スタッフが、初めてのタイル貼りに挑戦しました。
最近、雑誌などでも多く取り上げられているDIYでの家具作り。
初めてでも挑戦しやすいように、IKEAで購入したデスクにタイルを貼りつける方法で、オリジナルのカスタム家具を作りました。
こちらのシンプルなパソコンデスクの天板部分に、
タイルを貼り付けて、可愛いカスタム家具を製作します。
貼り付けるのは16mm角のモザイクタイル。
パステル調のマルチカラーでとっても可愛いタイルです。
商品はこちら>>『15657SMM』
今回は小さいタイルを使用するため、タイルの切断には
「喰い切り」と呼ばれるペンチ型のものを使用しています。
商品はこちら>>『タイル喰い切り B型』
他の切断方法や工具については、以下をご参照ください。
>>『タイルの切り方(4種)』
それではタイルの割付けです。
割付けとはタイルの納まりを事前に確認・計画することです。
※本格的な工事の場合は、割付図を作成したりします。
今回は、施工面積が狭いため、タイルを実際に仮置きして、
タイルを貼る位置を確認します。
パソコンデスクなので配線を通す為の穴が開いています。
ここは穴の縁までタイルで納めるために、
タイルをカットする必要があります。
まず、タイルをカットするライルにペンで印を付けます。
付けた印に剃ってタイルを切断します。
円形のカーブに合うよう一枚一枚形を調整します。
喰い切りの使い方はこちら>>『タイルの切り方 ■喰い切り』
このように割付けを元にして、 事前にタイルのカットなど
貼付けの準備を行っておきます。
クシ目ゴテを使って天板へ接着剤を塗っていきます。
天板側面にもタイルを貼るので、タイルを貼らない部分には
しっかりとマスキングをし、接着剤を塗っていきます。
全体に均一な厚みで塗れば完了です。
※クシ目ゴテは接着剤の塗り厚を均一にするために使用します。
今回はサイズの小さいモザイクタイルを貼るので、
クシ目が残っていると貼りづらいため、最後に平らに均しています。
いよいよタイルの貼付けです。
接着剤を塗った面に、ネットで連結されたタイルを
押し付けるようにして貼っていきます。
※小口から貼り始めることで、天板を貼る際のガイドとなります。
事前の割付けを元にして、目地幅など間隔を確認しながら
タイルを貼っていきます。
接着剤には貼付け可能時間があるため、面積が広い場合は
一度に貼らず、接着剤の塗布→タイル貼付けの作業を繰り返して
貼ってください。
カットしたタイルを使って、穴の周辺も埋めていきます。
全て貼付け終わったら、最後に平らな板をタイルの上に置き、
上からゴムハンマーなどで軽く叩き、表面を均していきます。
これで貼付けは完了、残すは目地詰めだけです。
接着剤が乾いたら、まず目地部分の掃除を行います。
マイナスドライバー・カッターなどを使って、
はみ出した接着剤があれば、取り除いておきます。
次に目地材の準備です。
粉体をバケツに入れて、混和液を少しずつ加えながら
コテでしっかりと練っていきます。
※商品によっては混和液は付属せず、水で練るものもあります。
しっかりと混ぜ合わせた目地材を、タイルの上に乗せて
ゴムヘラで伸ばしていきます。
押し付けるようにして塗り広げ、目地の溝を埋めていきます。
全ての目地がしっかりと詰まっている事を確認したら、
いよいよ最後の仕上げです。
水を切ったスポンジを使い、タイルの表面に残った
目地材を拭き取ります。
目地材が固まってしまうと取れなくなるため、
乾く前に作業をします。
さらに固く絞った雑巾などで、タイル表面を
綺麗に拭きあげます。
最後に、デスクに付属されていた配線部分のパーツを
はめ込んで作業終了です。
タイル貼りの可愛いデスクが完成しました。
プロの仕上がりには劣るかもしれませんが、
DIYで製作した家具は、愛着が沸く事間違いなしです。
是非、こちらを参考にチャレンジしてみてください。
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