石材張り用接着剤 EPS20DIY ソフトタイプ 20kg
<特徴>
●石材をモルタル、PC板、合板、ボードなどの下地へ接着施工するのに適している、湿潤面硬化形エポキシ樹脂系接着剤です。
●2液を混ぜると白くなる補色タイプてすので、目地部からのはみ出しや汚れが目立ちません。
<商品内容>
●メーカー : (株)タイルメント
●販売単位 : 1セット(主剤10kg・硬化剤10kg)(へら・混ぜ板付き)
●形状 : 主剤10kg・硬化剤10kg缶
●使用量の目安 : 約8m2/セット (使用条件で異なります)
<用途>
●適用箇所 : 屋内の壁面
●適用下地 : モルタル木ゴテ仕上げ面、PC板、 合板、ボード類(石こうボードは除く)
●適用仕上げ材 : 石材(600角/厚さ20mmまで)、陶磁器質タイル
※ソフトタイプ・浮かし厚5mm以下
ご選定には、「接着剤・目地材の早見表」をご参照ください。
<仕様>
●主成分 : ・主剤 エポキシ樹脂 ・硬化剤 ポリアミドアミン
●色 : ・主剤 : 淡いピンク色(パテ状) ・硬化剤 : 淡いグリーン色(パテ状)
●張り付け可能時間 : 30分以内/23℃ 可使時間 40分以内/23℃
<使用上の注意>
●塗装面・ガラス面・浴槽内・常時70℃以上となる場所には使用できません。
●一度混ぜ合わせた接着剤は保管できません。(混合物は容器にもどさないで下さい)
※その他注意点につきましては、メーカー仕様書をご覧ください。→EPS-20
<使用方法>
【下地の調整】
●モルタル下地の場合
下地は、平坦・平滑に仕上げ、乾燥していることを確認します。
●ボード類下地の場合
タワミのない厚手の合板など表面強度の高いボードを使用し、目違いや目地あきのない下地とします。
【下地の調整及び清掃】
1.モルタル下地に凸部がある場合は、サンダー掛けやケレン処理により平滑にします。また、凹部がある場合は、下地補修材で平滑にします。
2.モルタル下地のもろい部分やレイタンスは必ず取除いてから下地補修材で平滑に仕上げます。
3.下地面及び仕上げ材のゴミ・ホコリ・油分・錆・塗料などは接着不良の原因となりますので取除きます。
※チェック:若齢下地への施工は石材汚染が起こりやすいので避けて下さい。
※チェック:塗装面・ガラス面・浴槽内・常時70℃以上になる所には使用できません。
※チェック:下地に浮き水がある場合は拭き取ります。
【接着剤の混ぜ合わせ】
1.接着剤の主剤(A剤)と硬化剤(B剤)を1:1(重量比)の割合になるように容器に取り出します。
※チェック:接着剤を取り出す時は主剤(A剤)と硬化剤(B剤)では別々のヘラを使用して下さい。
※チェック:硬化剤(B剤)は空気中の水分の影響により皮張りを起こしますので、取り出し時以外は蓋をして下さい。
2.取り出した接着剤をよく混ぜ合わせます。
※チェック:一度に練りまぜる量は、可使時間内に使い切れる量にして下さい。
※チェック:一度混ぜ合わせた接着剤は保管できません。
※チェック:接着剤を加温したり溶剤などを加えないで下さい。
※チェック:主剤(A剤)と硬化剤(B剤)がよく混合されていないと接着不良や石材汚染の原因となりますので注意して下さい。
【接着剤の塗布】
1.ヘラなどを使用して接着剤を石材の裏面へ直径50mm、高さ20mm程度のダンゴ状に、約200mm間隔で点付けします。
【仕上げ材の張り付け】
1.接着剤塗布後、最下部の石材から目地の状態や不陸を調整しながら押し付けるように張り付けます。
2.2段目からはスペーサーや仮固定金具を利用して目地調整をしながら張り付けます。
※チェック:石材表面に付着した接着剤は硬化する前にシンナーなどを含ませた布で拭き取って下さい。
※チェック:張り付けは接着剤塗布後、張付け可能時間以内に終えて下さい。
※チェック:張付け可能時間は環境により異なります。
【養 生】
1.施工完了後、接着剤が硬化するまで1日以上外力が加わらないように養生します。
【目地詰め施工例】
1.目地詰めを行う前に石材のズレがなく又、接着剤が硬化している事を確認します。
2.目地用ゴムゴテを用いて、目地部に既調合目地材が完全に充てんされるように塗り込みます。
※チェック:伸縮目地部や設備機器との取り合い部には弾性目地を充てんしますので、セメント系目地材を塗り込まないで下さい。
3.石材表面に残った目地材はゴムゴテを用いて拭き取った後、湿したスポンジで拭き取ります。
4.目地材が乾燥した後、乾いた布で拭き取り、仕上げます。
【端部の処理】
1.伸縮目地部や設備機器との取り合い部には、弾性目地を設けます。
※チェック:弾性目地が硬化するまでは、ホコリやゴミなどが付着しないようにして下さい。
※サンプルはご用意しておりません。