他の建材には類をみないほど様々な風合いやサイズ、面状の床タイルがあります。

床タイルは「耐久性が高く色あせしない」「吸水性が低く、特別なメンテナンスが不要」などお手入れも簡単なのでランニングコストを低く抑える事が出来ます。

商業施設には欠かせない存在になっている床タイル。
住宅でも水廻りを始め、玄関周りや外溝によく使用されています。

※販売はケース単位となります。

用途で選ぶ(外装床)

玄関タイル(玄関外側)

選ぶポイント

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玄関タイルを選ぶ際は、色やデザインだけでなく、滑りにくさやお掃除のしやすさなども考慮しましょう。

まずは、雨が降ってもすべりにくい適正表示が「屋外床◎」のタイル等を参考にサイズや色などのご希望の条件で絞り込んで探してみましょう。

玄関(外側)におすすめのタイル

駐車場タイル

選ぶポイント

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駐車場タイルはタイル自体の強度も大事ですが、タイルは下地に隙間なく接着されて初めて強度を発揮するので施工のしやすさも重要になってきます。

タイルライフでは、施工のしやすさも考慮し、下地との間にすき間が出来にくい小さめのサイズで、強度の強い厚めのタイルをお勧めしています。

駐車場におすすめのタイル

用途で選ぶ(内装床)

トイレ・キッチン床タイル

トイレ床とキッチン床は、いずれもお手入れのしやすさがポイントになります。
キッチン床では油汚れ、トイレ床ではホコリや尿汚れと、汚れの種類は異なるのですが、どちらも汚れが染みこみにくいタイルを選びましょう。

施釉タイルの中から選定する、また抗菌性を付加したタイルなどの機能性に優れたタイルも選択肢としてあります。

トイレ・キッチン床におすすめのタイル

浴室床タイル

選ぶポイント

詳しくはこちら

浴室床タイルの選定のポイントはまず、滑りにくいタイルであること。そしてメンテナンスもできればこまめにしたいものです。

床のぬめりは滑りやすい要因のひとつになります。

水まわり抗菌床タイル「キラミック」や、滑りにくくヒヤッとしない「サーモタイル」という浴室床用のタイルもあります。

浴室床におすすめのタイル

玄関タイル(玄関内側)

選ぶポイント

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玄関の外床タイルに比べ、滑りへの基準はすこし緩めにして、適性表示が「屋外床○か◎」のタイルで選びましょう。

玄関の内と外で同色で統一したい場合は、屋外用に、より滑りにくい外床タイプが用意されているタイルもあります。

玄関(内側)におすすめのタイル

風合いで選ぶ

ナチュラル調 屋外床タイル

外床に使用可能な床タイルを集めました。自然な素材をモチーフにした床タイルで、天然石を模したタイルが多い。

ナチュラル調 屋外床タイルはこちら

ナチュラル調 屋内床タイル

主に内装床用ですが外床にも使用可能な床タイルも多い。自然な素材をモチーフにした床タイルで、天然石を模したタイルが多い。

ナチュラル調 屋内床タイルはこちら

テラコッタタイル

自然な色むらと素朴な風合いが特徴の床タイルです。近年ではテラコッタ調タイルが多くなっています。

テラコッタタイルはこちら

木目調タイル

フローリングの温かみ・味わいを持ちながらお手入れが簡単で、商業施設などを中心にお薦めしやすいタイルです。

木目調タイルはこちら

大理石調床タイル

大理石を模した床タイル。鏡面仕上げ(磨き仕上げ)のものが多く、高級感があるため店舗の床面によく使用されています。

大理石調床タイルはこちら

御影石調床タイル

御影石のジェットバーナー仕上げの風合いを再現した床タイルがほとんどで国産のタイルが多くあります。

御影石調床タイルはこちら

レンガ調床タイル

レンガ敷きの風合いを持つレンガタイル・レンガ調床タイルは、ヨーロッパはじめ世界各地で今なお使い続けられています。

レンガ調床タイルはこちら

磨きタイル(鏡面タイル)

磨きタイルとは、磁器質タイルの表面を研磨して鏡面状にしたタイルで、鏡面タイルと呼ばれることもあります。

磨きタイル(鏡面タイル)はこちら

無地・デザイン床タイル

プレーンなタイルや、デザイン柄などが入った床タイル。デザインタイルをラインでアクセントに使うと可能性が広がります。

無地・デザインタイルはこちら

カラーで選ぶ

ブラウン・ベージュ系

グレー・ブラック系

ホワイト系

サイズで選ぶ

大判の床タイル(451角以上)

300角

その他長方形

貼り方・よくある質問

床タイルの貼り方(内装床)

STEP1 接着剤の塗布

下地を清掃し良く乾燥させます。
下地に接着剤を乗せクシ目ゴテで塗り広げていきます。
※接着剤の硬化時間を考慮して一度に貼り付けられる面積(1平米から2平米)を塗っていきます。

STEP2 床タイルの貼り付け

塗布した接着剤の上にタイルを乗せ、 ゴムハンマーまたは振動工具などを使ってタイルをもみ込むように圧着します。
接着剤の塗布→貼付けと繰り返し、タイルを貼っていきます。
タイルとタイルの間から表面に接着剤がはみ出した場合は、すばやく拭き取ります。

STEP3 目地詰め(塗り目地の場合)

目地材を貼付けたタイルの目地部分にゴムコテを使い目地材を詰めていきます。
※十分に接着剤を乾燥させてから目地を詰めるようにしてください。
目地詰め後しっかりと乾燥させてから、最後にタイル表面の汚れをスポンジで拭き取れば終了です。

• 内装床タイル(接着剤貼り)貼り方動画解説はこちら
• 床面への接着剤早見表はこちら

よくある質問

屋内用の床タイルを屋外に使用出来ませんか?

床タイルの適正表示は、強度だけでなく滑りなども考慮されています。
屋内用床タイルで「屋外床×」となっている場合、強度的には問題がなくても防滑性が低く滑る可能性があるのでおすすめしていません。
その逆の屋外用の床タイルを、リビングなどの裸足で歩かれる場所での使用も怪我をする恐れがあるため避けてください。店舗内装床など靴履きでの使用なら問題ありません。

詳しくは「使用場所とその適性の表示」

床タイルを壁面に使用できますか?

壁用のタイルには「アリ足」と呼ばれるタイル裏面の凹凸がある場合が多く、裏面に接着剤がしっかりと噛みこみ剥離しにくくなっています。
床タイルの裏面はほぼフラットなものが多く、300角以上のサイズになるとタイル1枚あたりの重量も重いため、壁面への施工には向いていませんが、腰までの高さ程度ならば、現場判断にて使用される場合もあります。

屋外床◎で防滑性があるが、浴室床には使用できないタイルがあるのはなぜ?

浴室床用のタイルは防滑性はもちろんの事、清掃性や裸足での使用が考慮されている場合があります。
浴室床面タイルの選定には基本的に浴室床「◎」or「〇」のタイルをおすすめいたします。

詳しくは「浴室タイルの選び方」

床タイルのメンテナンスはどうすればいいですか?

普段のお手入れは掃き掃除をし、必要に応じて固く絞った雑巾などで拭き掃除をしてください。
表面がざらついている床タイルにはデッキブラシなどで擦り洗いしてください。
しつこい汚れの場合には水で薄めた中性洗剤などを使い清掃してください。

ワックスですが、床タイルの場合、吸水率が低いため必要ありません。
吸水率の高い素焼きのテラコッタタイルには専用のワックスを塗布する事で汚れをつきにくくできます。
テラコッタタイルをあえてワックスなしで使用し汚れや風化を楽しむ方もいらっしゃいます。

汚れがつきにくく落としやすい「マイクロガードフロア」加工されたタイルもあります。

「マイクロガードフロア」について詳しくはこちら

タイルは床暖房に使用できますか?

高温で焼成されているタイルは熱に強く、床暖房に使用しても問題ありません。
焼き物なので蓄熱効果が高く、熱伝導率が良いので、お部屋を優しく、そしてムラなく温めることが出来ます。
10mm程度までの厚みで、内装用床タイルの中から選定しましょう。

庭の土に置くだけでも問題ありませんか?

タイルは下地と一体になって初めて強度を発揮できます。
置くだけだと破損の可能性があるため、おすすめしていません。

雑草が生えるのを防ぐ目的などで、人や重量物が乗らない場合は、風による飛散などにご注意いただき自己判断にてご検討ください。

今あるタイルの上からタイルを貼れますか?

すでにあるタイルの上からタイルを施工する、タイルonタイルという工法があります。
タイルの厚み分、床面が上がりますので、扉などの開閉に注意し、タイルonタイルに使用可能な接着剤にて貼り付けるだけです。

詳しくは「タイルonタイルのメリットと施工手順」