
外壁は、家の印象を大きく左右します。家をおしゃれに見せたいなら、外壁の見た目を変えるのが近道といえるでしょう。
とくにおすすめなのが、外壁をタイル張りにすることです。タイルは色や素材、デザインが豊富で、自分好みのデザインを実現しやすいというメリットがあります。
また、タイルは見た目がおしゃれなだけでなく、耐久性やメンテナンス性の面でも優れています。
とはいえ、どのような視点でタイルを選べばいいのか、どのようなタイルがあるのか分からないと、外壁の施工イメージが湧きにくいかもしれません。
そこで本記事では、外壁にタイルを使うメリットや外壁タイルの選び方、タイルを使った外壁の施工事例を紹介します。タイル選びや施工の参考にしてください。
外壁にタイルを使うメリット3つ
外壁にタイルを使うメリットは、以下の3つが挙げられます。
①: 耐久性が高い
②:メンテナンス性が高い
③:外観をおしゃれにしやすい
1つずつ見ていきましょう。
①: 耐久性が高い
タイルは、サイディングやモルタルなど他の外壁材に比べて硬いので、傷がつきにくいというメリットがあります。
また、タイルは高温で焼成されるため、湿気や光、外気温の変化に強いのも特徴。雨や直射日光が当たり続ける外壁に適した素材です。
上記の理由から、タイルは外壁に使用しても劣化しにくく、うつくしい見た目を長期間保つことができます。
②:メンテナンス性が高い
タイルには、吸水性が低く、汚れが奥まで入り込みにくいという特性もあります。そのため、汚れがたまりにくく、表面が汚れたとしてもすぐ洗い流せます。
また、タイルは上から塗装する必要がないので、定期的な塗り直しが発生しません。約10年に一度塗り直しが必要なサイディング外壁と比べると、メンテナンス費用が安く済みます。
③:外観をおしゃれにできる
レンガ調のものや天然石風のものなど、デザインの幅が広いのもタイルの特徴です。そのため、外観をおしゃれにしやすいのもメリット。
西洋の城のように重厚感のある外観にしたい場合はレンガ調のタイル、ホテルのような高級感のある外観にしたい場合は天然石風のタイルなど、理想とするイメージに合わせてタイルを選べます。
ここまで紹介してきたように、外壁にタイルを使うことには大きなメリットがあります。耐久性やメンテナンス性は将来かかる手間や費用にもかかわってくるので、ぜひ覚えておきましょう。
外壁タイルの選び方
外壁にタイルを使うメリットが分かっても、タイルの選び方が分からないと、導入のハードルを高く感じてしまいますよね。そこで、外壁タイルを選ぶ時に押さえておきたいポイントを紹介します。
①:風合いで選ぶ
②:サイズで選ぶ
③:コストパフォーマンスで選ぶ
④:工法で選ぶ
それぞれの詳細については以下の記事で解説しているので、チェックしてみてください。
以上、外壁タイルの選び方を紹介しました。上記を参考にして、タイルを選んでみてください。
タイルを使った外壁のおしゃれな施工事例3選
外壁にタイルを使うメリットと外壁タイルの選び方を押さえたところで、実際の施工事例を見てみましょう。本記事では、以下3つの事例を画像つきで紹介します。
①:ブリックタイルで西洋風に仕上げた例
②:複数色のレンガ調タイルで仕上げた例
③:白いタイルを基調として仕上げた例
それでは、施工事例を紹介します。
①:ブリックタイルで西洋風に仕上げた例
この事例は、外壁を西洋風に仕上げたい人向け。
外壁をヨーロッパの建物のように仕上げるため、ブリックタイルの中でもおしゃれ感のある「施釉タイプ」を使っています。ブリックタイルを使えば、レンガを使わなくても、レンガ積みの家のような雰囲気を実現できます。
ちなみに、この事例ではDIYでタイルを貼っています。
②:複数色のレンガ調タイルで仕上げた例
この事例は、重厚感のある外壁に仕上げたい人向け。
「レンガ調タイル」とありますが、①の事例で紹介したブリックタイルと意味合いは同じです。
全面にレンガ調タイルを貼った外壁は、堅牢な洋館を思わせます。また、複数色のレンガ調タイルを組み合わせたことにより、モザイク柄のようなうつくしい模様が生まれています。
③:白いタイルを基調として仕上げた例
この事例は、外壁を明るい印象にしたい人向け。
白いタイルを基調とすることで、太陽光を受けて輝くような明るい外壁に仕上がっています。また、所々に別の色のタイルを貼っているので、それぞれのタイルが際立って見えます。
以上、タイルを使った外壁の施工事例を紹介しました。事例を参考にしながら、自宅の外壁をどのように施工するか、考えてみてください。
外壁に使えるおしゃれなタイル4選
ここからは、外壁に使えるおしゃれなタイルを紹介します。紹介するのは以下の4種類です。
①:軽量でDIYに適したブリックタイル
②:経年変化を感じさせるレンガタイル
③:引き締まった印象の二丁掛タイル
④:天然石のような外観のタイル
それでは、1つずつ見ていきましょう。
①:軽量でDIYに適したブリックタイル
色むらのある荒い質感が、自然な温かみを感じさせるブリックタイルです。軽量で扱いやすいので、DIYに適しています。DIYにチャレンジしてみたい人におすすめです。
②:経年変化を感じさせるレンガタイル
長年風雨にさらされて、経年変化したような風合いのレンガタイルです。外壁に使用すると、歴史的建造物のような味わい深い外観がかないます。
③:引き締まった印象の二丁掛タイル
縦筋の入った面に釉薬をかけ、無骨な雰囲気を演出した二丁掛タイルです。ツヤを抑えたマットな質感の黒いタイルは、外壁を引き締まった印象に見せてくれます。
④:天然石のような外観のタイル
天然石の色柄をリアルに再現したタイルです。外壁を、天然石独特のグラデーションのある風合いを楽しみたい方におすすめです。
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タイルを使って外壁をおしゃれに仕上げよう
タイルは色や柄、デザインの幅が広く、外壁をおしゃれに仕上げるのに適した建材です。
また、タイルには、耐久性が高くメンテナンス性に優れているというメリットもあります。
本記事で紹介した施工事例やタイルを参考に、外壁をどう施工したいか、イメージしてみましょう。
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