目地の工夫次第で施工場所の雰囲気が変わる・・・
前回は主に内装タイルの場合についてお話しをしましたね♪
前回のコラムはこちら >>「目地のカラー・面積について」
外壁は、パッとその家を見たとき、1番目立つ場所でもありますね。
それだけにその家の印象を決める大きなポイントにもなります!
その分、外壁タイルも形・形状などバラエティに富んでいます。
タイルの印象だけではなく、目地の塗り方や色の工夫でも雰囲気が違ってきます。
目地の見せ方
目地の色を変えてみる
白っぽい目地の場合は、明るくて柔らかい印象です♪
濃いグレー目地の場合は、タイルがしまってシャープな印象がありますね。
目地幅を変えてみる
目地幅が狭い場合と広い場合をみてみましょう!
目地なしの突きつけ目地は、剥離の原因になるためおすすめできませんが、接着剤張りが可能な外壁タイルで目地幅を狭くしたり、目地を詰めない空目地で施工することも可能です。
しっかりと目地幅を設けた場合、やはりタイルが際立ちます。
また目地の色や詰め方でも雰囲気が変わります。
目地の深さを変えてみる
タイルと目地の高さを揃えてみると、壁面としての一体感があり、広がりを感じさせてくれますね!
目地をタイル面よりも低くすると、タイルの質感が強調され、引き立ちます♪
目地詰めの方法
さて、次は目地の施工についてです。
目地を塗る(詰める)という作業をするのですが、塗り方には2種類あるということをご存知ですか?
塗りつけ目地(塗り目地)
まずは、タイルの上から全体に目地材を塗り付け、その後タイル表面に残った目地材をふき取る方法です。
タイル表面に凸凹があって、残った目地材がふき取りにくいタイルもあるので、事前に試したほうがいいです。
【主に使う道具】
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作業性に大きく影響するため、「ゴムコテ」は吟味して買いましょう。
一本目地
タイルの隙間にそって、ケーキのクリームを絞るチューブのような目地パックで目地を一本ずつつめて、目地ゴテやブラシのような道具で目地表面を仕上げる方法です。
【主に使う道具】
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目地幅に合わせてコテの幅サイズに種類があります。
「目地パック」はTileLifeでも販売していますが、100円ショップの生クリームしぼりセットを使用されて、うまく施行できたという方がいらっしゃいました。f(^^;)
これもタイルDIYならではの工夫ですね。
いかがでしょうか?
タイルと目地の関係、工夫次第でいろんな表情が表現できて面白いですね(^o^)V
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タイルライフ 中村