トップの写真は「Re:150年」と言うとっても素敵な和の住宅です♪
とくに、土間の玄昌石がシビレますね。
ということで、今回は玄昌石を選ぶ時の参考になるように、その特徴や種類、お手入れなどについてご紹介します♪
玄昌石の性質・特徴
玄昌石(げんしょうせき)とは、「スレート(粘板岩)」という石の中の1つの石種で、泥岩(でいがん)が層状に堆積した石です。
詳しくはこちら>>石材の知識 スレート(粘板岩)
堆積した層にそって薄くはがれるスレートは、屋根材や床材の素材として利用しやすいため古くから建材として使われてきました。
濃いグレーの表面に細かい筋が波のように流れた肌合いをしていて、水に濡れるとより黒さが鮮明になります。
吸水性が低いので汚れもしみこみにくく、耐候性に優れるので外装にも使えるため、玄関などにもよく使用されます♪
トップの施工例写真のように、和風住宅によく似合いますが、和風じゃなくてもいい感じですね (*゚∀゚*)イイネ!
玄昌石の種類・サイズ
種類
スレート(粘板岩)を代表する石種の玄昌石は、一般の方にも結構、身近な存在なんですよ。
実は、習字の際に使う硯石は玄昌石でできているんです!
宮城県の雄勝が産地として有名で雄勝石(おかちいし)とも呼ばれ、硯以外に、やわらかな肌合いを活かして、料理を盛るお皿などにも使われています。
建材としては、玄昌石によく似た石に「ブラックスレート」というポルトガルで産出される、黒系のスレート(粘板岩)があります。
玄昌石と見た目や耐候性なども変わらないので、玄昌石の同等品として広く普及しています。
サイズ
人気のある石材なので、主要なサイズの300角、400角以外に、150角、200角、600角の正方形、300×150mm、600×300mmの長方形や乱形サイズなどもあり豊富なサイズバリエーションがあります。
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そのため厚みがバラバラで施工がしずらいという事情があり、それを解消するために裏面だけを平たく削った玄昌石もあります。
玄昌石の一覧はこちら >>玄昌石の全商品
玄昌石風タイル
さらに、玄昌石を模して作られたタイルもありますので、天然石を使うのが難しそう(・_・;)
っていう場面でも大丈夫です♪
天然の玄昌石よりは人工的な感じはしますが、その分、天然のようなバラつきがないため安定感はあります。
色は玄昌石にないような色もあるため、インテリアとの組み合わせで黒以外の色がいい時は選択肢が広がります。
サンプルなどで、質感や風合いなどを比較して、気に入った方を採用すればよいと思います。
INAXの玄昌石風タイルはこちら >>「庵路」一覧
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玄昌石のお手入れ
「玄昌石を貼った時はよかったけど、しばらくしたら白っぽくなってしまった」ということは無いでしょうか?
耐候性の高い玄昌石ですが、表面に付着するホコリや汚れなどで白っぽくなる場合があります。
玄昌石用のワックスを定期的に塗ってあげれば、汚れも付きにくく日頃のお掃除も楽になります。
玄昌石ワックスはこちら >>専用ワックス「ブラックライト」商品ページ
天然石は、長く使えば使うほど経年変化で味わいが増してきます。
できれば水に濡れた時のような、本来のきれいな黒い色の状態を保ちつつ、その風合いを楽しんでほしいと思います♪
玄昌石は和洋問わずに、高級感が欲しい空間にはピッタリです!
耐候性も高く、屋外にも使用可能ですので、玄関やアプローチ、ポーチなどに玄昌石はいかがですか?
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