
目地に関するお話も、いよいよ最終段階です(^^)/
タイルも目地色も決まり、あとは目地割りの段階です。
前回のコラムはこちら >>「目地はイメージを大きく変えます」
目地割りとは?
一定のサイズのタイルを決められた面積に貼る時に、どうタイルをおいていくのか、あらかじめ考えておくという作業です♪
タイルをまっすぐ並べるのか?半分ずつずらして並べるのか?・・・など、目地割りには、内・外装別、また壁・床別に、何種類かのバリエーションがあります。
目地はなぜ必要か?についてはこちらから
内装壁・床タイルの目地割り
主に内装によく使われる目地割りはこちらです!
通し目地(いも目地)
シンプルにまっすぐタイルを並べた貼り方です。
いも目地とも呼ばれます。
破れ目地(馬踏み目地)
タイルを半分ずつずらして貼る貼り方です。
馬が踏んだ足跡のように交互になっているので、馬踏み目地(うまふみめじ)また馬目地(うまめじ)とも呼ばれます。
四半目地
貼る箇所の垂直や水平に対して、45度斜めに貼る貼り方です。
端部には必ずカットが必要になります。
外装壁タイルの目地割り
主に外壁に使われる目地割りはこちらです!
馬踏み目地(レンガ目地)
外壁タイルの定番な目地割り方法。
レンガの積み方からレンガ目地とも呼ばれます。
通し目地
縦と横の目地を一直線にした通し目地。
タイルを縦に貼れば「たていも目地」と呼ばれます。
たて張り千鳥目地
「馬踏み目地」の縦バージョンです。
縦に長い壁面で使われていたりする貼り方です。
やはず張り(網代張り)
斜めに張っていく目地割り方法。
「やはず」とは矢の弦を掛けるV字の部分の事です。
また外装タイルの目地割りを考えるにあたっては一般的な外装タイルのサイズ2種 (二丁掛けタイル・小口タイル)を組み合わせた目地割りもよく使われています!
国の名前がついてるところがユニークですよね。
とっても覚えやすいですよ(^_^)v
外装床タイルの目地割り
外装の床には、上でも紹介している、「通し目地」「馬踏み目地」「やはず張り」「四半目地」などが定番ですが、他にも様々な貼り方のバリエーションがあります♪
目地割りまとめ
いかがでしょうか?
おそらく皆さんも、どこかで見たことがあるある・・というものばかりだと思います。
そして貼り方によって、かなりイメージが違うことにも驚かれると思います。
同サイズのタイルの組み合わせだけでなく、違うサイズや、違う色のタイルを組み合わせても素敵ですね♪
貼る面積が広いほど貼り映えがするように、広くない場合は、空間の広がりを感じさせるような貼り方(色・サイズ含めて)を
考えてみても良いと思います。
最終的に目地割りが、タイル面を美しく仕上げるための第一の要素とも言えるかもしれません♪
今回いくつかタイルの貼り方のバリエーションをあげましたが、決まりはありませんので貼る場所や面積にあわせて、自由にイメージしてみてください(^-^)/
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タイルライフ中村