年々、DIYでタイル施工をする方が、増えているような気がします♪
自分で選んだタイルを自分で施工する。
施工の苦労も含めて、愛着が沸く事間違いありません!
そこで「リフォームするのにタイルをDIYで貼ろう!」と思ったときに、まず知っておいて欲しい、タイルや副資材の選び方をご紹介します♪
タイルの選び方
それではまず、タイルの選び方から♪
気に入ったタイルが、必ずしも、施工しようとする箇所に向いているとは限りません(・_・;)
タイルには「適正表示」というものがあり、使用用途に応じて向いているタイルと向いていないタイルがあり、「屋内壁◎」「屋外床×」など、わかりやすくマークで表されています♪
意外と見落としがちなのが「耐凍害性」タイルを使用する箇所に水濡れの可能性があり、冬場に凍ってしまうような場所の場合「耐凍害性」のあるタイルから選んでください。
★適正表示について詳しくはこちら>>使用場所とその適正の表示
他にも、キッチンやトイレ、玄関など、使用する箇所にあったタイルの選び方があります♪
例えば、適正表示で屋内壁に施工可能なタイルでも、表面がザラザラとしたタイルをキッチンバックに使うと、お掃除等のお手入れが大変になりますよね(・_・;)
後々のお手入れや、使用状況を考えて選定しましょう!
★施工場所に応じたタイルの選定方法はこちら
・キッチンタイルの選び方 >>
・浴室タイルの選び方 >>
・玄関タイルの選び方 (床タイル) >>
・駐車場タイルの選び方(床タイル) >>
★場所別おすすめタイルはこちら
・キッチン壁タイル >>
・トイレ・キッチン床タイル >>
・浴室床タイル >>
・浴室壁タイル >>
・玄関(内)・屋内床タイル >>
・玄関(外)・屋外床タイル >>
・駐車場床タイル >>
接着剤や目地材の選び方
次に必要なのは接着剤や目地材などの副資材!
コレの選び方に頭を悩ませる方も多いでしょう(・_・;)
実は副資材の選び方は意外と簡単♪
ポイントはたったの2つです!
・施工箇所と下地材
・使用するタイルの種類やサイズ
例えば
【トイレ壁面の合板下地】に ←(施工箇所と下地材)
【100角の内装タイル】を貼る ←(使用するタイルの種類やサイズ)
これさえ解れば、後は簡単!
タイルライフでは、副資材の選定をわかりやすくした「早見表」を用意していますので、そこから選ぶだけです♪
下地について、「クロスの上から直接タイルを貼っても良いですか?」というご質問をいただきます。
これは、あまりおすすめしません。
なぜかと言うと、クロス(壁紙)は仕上げ材であり、接着剤で下地と接着されているわけですが、当然、その上からタイルを貼り付けるようには出来ていないからです。
出来るだけ既存のクロスを剥がして施工するようにおすすめしますが、まぁそこは、自分で考えて施工するDIYですので、しっかりとクロスが張り付いていたり少量の施工だったり・・・
と、場合によっては、良いかもしれません(笑)
ちなみに、クロスの上からガムテープを貼って、勢いよく剥がしてみて、クロスが浮いてくるようでしたら、しっかり張り付いているとは言えないので、がんばって剥がしましょう。f(^^;)
あと、意外と知られていない施工方法に、既存のタイルの上からタイルを貼る、「タイルonタイル」という方法もあります♪
タイルonタイルに使える接着剤は、上で紹介した早見表にも掲載されています。
タイルの工具の選び方
タイルの施工の流れを簡単に言うと、接着剤でタイルを貼った後、目地材をタイルとタイルの間に埋めるという作業です。
簡単すぎて、スミマセン (_ _;)・・・・
ここで、重要なのが、タイルを切ると言う作業になります。
接着剤を塗ったり、目地材を塗り込んだりするのにコテというものを使いますが、選んだコテが悪くても、作業の能率が悪くなるぐらいで、役目を果たさないという事にはなりませんが、タイルを切断するための道具は、切断するタイルや量に応じて選ばないと、最悪、タイルが切れないということになります。
木材をのこぎりで切るのは誰もがご存知ですが、タイルはどうやって切るのかイメージできない方も多いと思いますので、詳しくご紹介しておきます。
厚みの薄い内装タイルを切る場合
ペンシルタイプのタイルカッターB型と言われる工具で、厚みが薄い内装用の壁タイルなどを切るのに適しています。
タイルを一枚一枚、定規に沿ってタイルの表面に傷をつけて、その傷に沿ってタイルを割るという感じの作業なので、切る枚数が多い場合はあまりお勧めしていません。
凸凹の小さい床タイル等を切る場合
押し切りカッターと言われるタイルカッターです。
タイルを切断する原理は、ペンシルタイプと同じで、タイル表面に傷をつけて割るという原理なので、タイル表面の凸凹が大きいタイルや、タイルの厚みがタイルカッターの仕様以上の場合は切れません。
DIY用の簡易タイプから、替刃もある本格的なタイプなどありますが、効率よく作業できるのでカット枚数が多い場合も大丈夫です。
凸凹の大きいタイルや分厚いタイルを切る場合
押し切りカッターで切れない表面の凸凹が大きいタイルや分厚いタイルなどの場合は、ディスクグラインダーにタイル用の刃をつけて切ります。
写真のように四角い切り欠きを入れたり、大きな曲線などの場合もこの方法で切断します。
電動工具は危険なので取り扱いには、充分に気を付けてくださいね。
このコラムに掲載した写真はすべて、お客様のタイルDIY作品です♪
皆様、失敗や苦労を楽しみながらタイルDIYをされています♪
タイルライフでは、実際の施工の参考になる動画も多数ご用意していますので、要チェックです(^▽^)/♪
最新情報は「メルマガ」や「Twitter」でお知らせします♪
合わせて「タイルライフFacebookページ」もよろしくお願いします!
関連ページはこちら>> 「浴室タイルの選び方♪」「トイレタイルの選び方♪」「玄関タイルやガーデニングに使う屋外床タイルの選び方!」
タイルライフ 植木 |