ペットと暮らすことは、私たちの生活をうるおいのあるものにしてくれますね(^^)/
これからの住まい作りには、家族の一員であるペットの視点も取り入れていく必要があります。
人もペットも快適で楽しく共生できるタイルの選び方を考えてみました♪
ペットと暮らす家にタイルを選ぶ利点は？
お手入れがラク！
ペットを室内飼いする場合気になるのが汚れ(・_・;)
室内環境を快適に保つためには、どうしても出てしまう、抜け毛や汚れなどの掃除がしやすい事はとっても大切です♪
タイルは吸水性がほぼ無く、汚れたとしても簡単に拭き取る事が可能です。
おしっこやうんちなどのしっかりと落としたい汚れの場合、家庭用洗剤や水拭きをしても問題ありません！
キズがつきにくい！
犬や猫には爪がありますので、どうしても傷がついてしまう場合があります。
特に猫の場合は爪とぎをしてしまいますよね。
ご存知のようにタイルは固いので、傷がつきにくいです！
ニオイ問題
自分では気にならなくても来客者はペットのニオイが気になるものです。
ニオイは素材に染み込まない限り残ることはありませんが、タイルは、ほぼニオイの染み込みはありません。
また『脱臭効果のあるタイル』もあり、ペット共生の住宅には最適です♪
ペットと暮らすタイルの選び方
実際にどういうタイルを選べばいいのでしょうか？
ペットも人も快適に暮らすためのタイルの選び方には何点かポイントがあります♪
床タイルの選び方
ペットの抜け毛やお散歩から帰ってきた足の汚れ、皮脂による汚れなどが床にこびりつきます。
時にはオシッコやウンチなどの汚れも・・・
まずペット共生の住宅の床タイルで、お手入れのしやすさを考えると、汚れがシミにならず染み込みにくく、落としやすい『施釉されたタイル』がおすすめです♪
無釉タイルの場合、付着した汚れが染み込んでしまい落としにくい事があります。
※タイルの釉薬について詳しくはこちら＞＞タイルの釉薬(無釉タイルと施釉タイル)
また、同時に考えないといけないのは、タイルの面状です！
メンテナンス性という点では表面の凹凸が無く、つるつるした表面が適していますが、床のすべりは小型犬の膝や大型犬の股関節に負担が掛かってしまいます。
そういった点から凹凸があるタイル、もしくは、少しザラザラした表面のタイルが適しています♪
つまり・・・若干の凹凸やザラツキがあり、施釉されたタイルがおすすめです！
LIXIL（イナックス）バレンシアコット
LIXIL（イナックス） プリメーロ
壁タイルの選び方
猫の爪とぎなどで傷がついてしまい、リフォームやメンテナンスをすると費用が意外とかかるものです。
そこで、傷がつきにくいタイルが良いのですが、タイルは強度が高く、もともと傷がつきにくい素材なので、ペットのひっかき傷程度ならば、どのような壁タイルを選んでも大丈夫です。
お手入れの事も合わせて考えると、施釉されたツヤのあるモザイクタイルや内装タイルがおすすめです♪
LIXIL（イナックス） スモーキートーン
LIXIL（イナックス） インテリアモザイク ポンポネット
ペットのニオイ対策
タイルにはニオイが染み込まないので、それだけでも臭いの防止には効果がありますが、脱臭効果を持つタイルがあります♪
呼吸する壁「エコカラット」が代表的です！
ペットのニオイのもととなる成分を吸着し軽減します。
エコカラットには湿度調整効果もあり快適に過ごせますし、デザイン的にも優れていて、より洗練されたイメージに仕上がりますよ♪
素材的には焼成されたタイルほどの強度はありませんので、ペットの手が届かない腰の高さ以上の壁面などにどうでしょうか？
床暖房の活用もおすすめです！
床で過ごす時間の長いペットのために、床暖房はおすすめです♪
エアコンのように空気が乾燥し過ぎることも、垢やハウスダストの舞い上げもなくクリーンな室内環境が保たれます。
タイル貼りの床では、夏はひんやりと涼しいが冬は寒いのでは？と敬遠しがちですが・・床暖房にすれば解決です！
タイルは焼き物ですので熱に強く、蓄熱効果や熱伝導率も高いので、タイルは床暖房に向いているんです！！
※詳しくはこちら＞＞タイルが床暖房に向いている理由
ガーデンシンクで清潔に
お散歩から帰ったペットの足は綺麗に洗いたいですね♪
屋外にタイルの流し台、ガーデンシンクなんていかがでしょうか？
可愛らしいデザインのものがあり、レトロっぽくてオシャレです♪
新築やリフォームの場合だけに限らず、皆さんがペットとの幸せで快適な生活が送れるよう、今一度ペットと暮らす住まいについて見直してみてはいかがでしょうか(^^)/
タイルライフ 中村
