キッチンは食事を作ったり、お湯を沸かしたりして毎日一度は使う場所です。キッチンがおしゃれだと、気分も上がり、毎日の家事を楽しくこなせるようになるのではないでしょうか。

しかし、どうすればキッチンをおしゃれにできるのか、イメージが湧かない人もいるかもしれません。

キッチンはタイルを使用すれば、グンとおしゃれにできます。ただし、キッチンタイルを選ぶ際にはカラーバリエーションだけでなく、気をつけるべきポイントがいくつかあります。

この記事では、おしゃれなキッチンの施工事例とともに、キッチンタイルの種類やメリット・デメリット、取り入れ方を解説します。

キッチンをおしゃれにして、毎日を楽しく過ごしたい方はぜひチェックしてみてください。

タイルを使ったおしゃれなキッチンの施工事例5つ

最初に、タイルを使ったおしゃれなキッチンの施工事例を5つご紹介します。キッチンをおしゃれにするためのヒントになるはずです。

①:モノトーンなカフェ風「ディアマンテⅢ」
②:サブウェイタイルで上品さを演出「クラルテ」
③:モダンな組み合わせで自由を表現「シェヴロンウォール」

④:日本らしさを感じさせる装い「ピュリティ」
⑤:和風でレトロな空間「美濃古窯(みのこよう)」

それぞれ見ていきましょう。

①:モノトーンなカフェ風「ディアマンテⅢ」

色合いをモノトーンでそろえてカフェのような雰囲気を演出しているキッチンです。

ツヤのある光沢が、クールさとスタイリッシュさを醸し出しています。知的な雰囲気を漂わせるキッチンを作りたい方はぜひ参考にしてみてください。

サブウェイタイル風で「ツヤあり(ブライト)」「ツヤなし(マット)」の両タイプをラインナップしています。

しっとりとした質感が好みな方は「ツヤなし(マット)」を選んでみるのもよいでしょう。

②:サブウェイタイルで上品さを演出「クラルテ」


サブウェイタイルはメトロタイルとも呼ばれ、ニューヨークの地下鉄の駅構内で使われたシンプルなタイルです。

日本では、主にキッチンやバスルームによく使われています。

「クラルテ」は、上品な艶とクールなカラーをもつタイルで、スタイリッシュさの中にも親しみを感じさせるキッチンに仕上がります

オーク素材のキッチンと色味を合わせたことで、落ち着いた雰囲気を演出しています。

③:モダンな組み合わせで自由を表現「シェヴロンウォール」

「CHEVRON(シェヴロン)」とはフランス語でヘリンボーンの意味をもち、日本では「網代張り」「やはず張り」と呼ばれています。

平行四辺形の合わせ方によっては、インパクトのある表情に仕上がるので、空間に動きが生まれます。

少しひねりを効かせたい方向けのコーディネートです。

④:日本らしさを感じさせる装い「ピュリティ」

焼き物らしさを表現した、落ち着いた色合いで日本らしさを感じる装いに仕上げています。

角に丸みがあるタイルを使用したことで、繊細ながらもどこか落ち着きを感じさせる雰囲気になります。

⑤:和風でレトロな空間「美濃古窯(みのこよう)」

小ぶりなサイズ感のタイルを使用して、和風でレトロな空間を演出しました。

部屋全体の色味と合わせれば、洋風のキッチンであっても違和感なく、マッチさせられます。

一味違う、独創的な雰囲気を作りたい方におすすめです。

以上、タイルを使ったおしゃれなキッチンの施工事例をご紹介しました。

タイルを使用しておしゃれなキッチンを作りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

ここまでキッチンタイルについて紹介してきましたが、似たような役割をするものとして「キッチンパネル」があります。

キッチンタイルとキッチンパネルの違いは何か、解説します。

キッチンタイルとキッチンパネルの違いは「目地の有無」

そもそもキッチンタイルという明確な定義は無いのですが、主にキッチンの壁や床に貼るタイルのことを指します。

対してキッチンパネルは、ガスコンロやクッキングヒーター周辺の壁をカバーするもので、目地が無いことが特徴です。

キッチンタイルは、キッチンパネルと比べて種類が豊富で、組み合わせも自由です。

キッチンをおしゃれな空間に仕上げたい場合は、ぜひタイルを導入してみましょう。

キッチンタイルの代表的な種類3つ

キッチンタイルにはどのような種類があるのでしょうか。

実は、タイルは種類によって、キッチンに向いているものと向いていないものがあります。

キッチンタイルの代表的な種類は以下の3つです。

①:モザイクタイル
②:大判タイル
③:サブウェイタイル


詳細は以下の記事をご覧ください。


また、その他にも、思わず目を引くようなイラストが描かれているデザインタイル、波型形状や六角形、ランタン型のタイルもあります。

デザインタイルはこちら

六角形のタイルはこちら

ランタン型のタイルはこちら

いずれもキッチンをおしゃれにするのに欠かせないタイルになるため、ぜひお好みのものを見つけてみてください。

キッチンタイルを使う場所

キッチンタイルの種類がわかっても、どこに使えばよいのかがピンと来ないかもしれませんね。キッチンタイルを使う主な場所は以下の3つとなります。

①:キッチン壁・腰壁・カウンター
②:キッチンの天板
③:
キッチン床

こちらの詳細は以下の記事にて解説しています。キッチンの場所別にタイルの活用法を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

タイルを使っておしゃれなキッチンにするためのポイント3つ

それでは、タイルを使っておしゃれなキッチンにするためのポイントを3つご紹介します。

キッチンタイルを取り入れる前に、ポイントをおさえて、失敗しないようにしましょう。

①:手入れのしやすさで選ぶ
②:キッチンの色やデザインで選ぶ
③:実物に触れる


それぞれ詳しく解説します。

①:手入れのしやすさで選ぶ

キッチンタイルは手入れのしやすさで選びましょう。

キッチンのコンロやシンク周りは油汚れや水垢が発生しやすい場所になります。

そのため、ツヤのある施釉(せゆう)タイルやガラスタイルのように表面がツルツルしているものを選べば、普段の掃除がラクになるでしょう。

いくらキッチンがおしゃれでも、手入れが大変になってしまうと、ストレスに感じるかもしれません。

場所に応じて手入れのしやすいタイルを選ぶことがポイントです。

また、手入れはタイルだけとは限りません。目地にも汚れがつくので、目地の手入れのしやすさも重要となります。

以下は、コンロ付近にタイルを使用する場合には必須の「キッチン壁用 防汚目地材」です。

油汚れや醤油やコーヒーにも強いのが特徴で、油や水が染み込みにくいように改質されています。

キッチン壁用 防汚目地材 【ホワイト】

②:キッチンの色やデザインで選ぶ

タイルは機能面だけでなく、キッチンの色やデザインにあったものを選ぶのも重要です。

もともとが目立つカラーのキッチンであれば、タイルも目立つ色にしてしまうとお互いに主張が強すぎるため、控えめな色にすると上手くマッチします。

反対に、シンプルな装いのキッチンであれば、アクセントとしてカラフルなタイルを導入することで、おしゃれな空間に仕上げられるでしょう。

どのような色やデザインを選べばよいかわからない場合は、実際の施工事例を参考にするのがおすすめです。

キッチンの施工事例はこちら

③:実物に触れる

タイルは写真と実物に差が出る場合があるため、なるべく実物に触れて選ぶのもポイントです。

購入前にはサンプルを取り寄せたり、ショールームに足を運んだりすることで失敗するリスクを下げられます。

見た目がおしゃれになっても、触れた感覚に違和感があったり好みでなかったりすれば、キッチンに行くのが億劫になってしまうかもしれません。

気になるデザインのものがあれば、一度は手にとってから検討するようにしましょう。

タイルライフでは、会員登録をするとサンプルを取り寄せることが可能です。

ぜひこの機会に利用してみるのもおすすめです。

新規会員登録はこちら

以上、タイルを使っておしゃれなキッチンにするためのポイントを3つご紹介しました。

キッチンタイルを取り入れる前にはポイントをおさえて、「こんなはずではなかった」と後悔しないようにしましょうね。

キッチンにタイルを使うメリット

ここまで、おしゃれなキッチンの演出にタイルの導入がおすすめだとお伝えしてきました。

しかし、キッチンにタイルを使うことでどのようなメリットがあるのかがわからないと、導入に足踏みしてしまうかもしれません。

ここでは、キッチンにタイルを使うメリットを3つご紹介します。

①:バリエーションが豊富にある
②:優れた耐火性・耐水性をもつ
③:メンテナンスしやすい


詳しく解説します。


①:バリエーションが豊富にある

1つ目のメリットは、タイルにはバリエーションが豊富にあることです。

タイルは他の素材と比べて、デザインやカラーの種類が多く、好みに合わせたものを選べます。

おしゃれなキッチンといっても、アジアンテイストやヨーロピアンスタイル、和風と洋風をミックスした雰囲気のように、人によって抱くイメージは異なるでしょう。

キッチンタイルには、主張が少ないシンプルなものから、目を惹くようなデザインのものまであります。

そのため、キッチンタイルを用いれば、理想とするおしゃれなイメージに近づけられるでしょう。

②:優れた耐火性・耐水性をもつ

2つ目のメリットは、温度変化にも強く、優れた耐火性や耐水性をもつ点です。

また、タイルは経年劣化がしにくく、耐久性にもすぐれており、おしゃれな空間を長く維持できます。

万が一、子どもが走り回ったとしても簡単に傷がついたり、破損したりする可能性は低いでしょう。

まさにタイルはキッチンに最も向いている建材であるといえます。

③:メンテナンスしやすい

3つ目のメリットは、メンテナンスがしやすいことです。タイルは表面が硬く、汚れにくいため手入れしやすい特徴があります。

キッチンは料理するところなので、油が跳ねたり、水をこぼしたりと汚れる可能性が高い場所です。

しかし、キッチンタイルであれば基本的にはサッと拭くだけで清潔感を保てます。

以上、キッチンにタイルを導入するメリットを3つ解説しました。

タイルは機能性もさることながら、おしゃれな空間を実現させるために欠かせない要素といえるでしょう。

キッチンにタイルを使うデメリット

最後に、キッチンにタイルを使うデメリットについても触れます。具体的なデメリットは次のとおりです。

①:価格が高い
②:目地が汚れやすい


それぞれ見ていきましょう。

①:価格が高い

タイルはキッチンパネルのような他の建材と比べると、価格が高いのがデメリットになります。

導入する面積によっては予算が数十万円かかる可能性もあるでしょう。

ただし、キッチンタイルは変質しないため、特別なメンテナンスは不要で寿命もとくにありません。

耐久性の面や寿命が無いことを考慮すると、長い目で見ればキッチンタイルを選んだ方がよいといえるでしょう。

②:目地が汚れやすい

タイルはメンテナンスがしやすいものの、目地が汚れやすいのがデメリットです。

キッチンパネルと比べて、タイルの貼り付けには目地が必要になります。

目地はタイルの表面と違い、どうしても汚れやすい部分のため、定期的な掃除は必要不可欠です。

キッチンタイルを導入する際は、目地に気を配りつつ、おしゃれな空間をキープするようにしましょう。

ちなみに、目地に汚れが染み込んで落ちにくい場合は、ハイターのような塩素系漂白剤を水に薄めたものをぞうきんに浸し、汚れた部分を軽くたたくと汚れが落ちやすくなります。

また、コンロ付近にタイルを貼る場合には、「キッチン壁用 防汚目地材」の使用が必須です。油や水が染み込みにくいように改質されています。

キッチン壁用 防汚目地材 【ホワイト】

タイルを使っておしゃれなキッチンにしよう

当記事では、おしゃれなキッチンの施工事例やキッチンタイルの種類、メリット・デメリット、取り入れ方を解説しました。


キッチンにタイルを使用するメリットは次のとおりです。

  • バリエーションが豊富にある
  • 優れた耐火性・耐水性をもつ
  • メンテナンスしやすい


バリエーションが豊富だとタイルを選ぶ楽しみがあり、機能性の高さやメンテナンスのしやすさは、キッチンを清潔に保つためのモチベーションにつながることでしょう。

ぜひキッチンをおしゃれにして、快適な毎日を過ごしてくださいね。

当記事を解説するタイルライフでは、キッチンをおしゃれにするためのタイルを幅広く取り扱っています。

キッチンの印象をクールに決めるようなシンプルなタイルから、アクセントに使えるカラフルなモザイクタイルなど、きっとお好みのものが見つかるでしょう。

また、実際にタイルを購入されたお客様のキッチンの施工事例も多数見られますので、ぜひコーディネートの参考にしてみてください。

キッチンの施工事例はこちら

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トイレ・キッチン床タイル | | タイルライフ アウトレットタイル販売(通販)サイト

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