「床タイルのおしゃれな施工事例を知りたい」
「家をおしゃれな雰囲気にするためには、どのようなテイストの床タイルを選べばよいのか」
このようなお悩みをもつ方もいるのではないでしょうか。
タイルは汚れにくく、衝撃や水にも強いため、人気の床材です。
最近は、木目調や御影石調をはじめとしたさまざまなテイストのものがあり、家の雰囲気を決定づける重要な要素といえるでしょう。
しかし、どのような床タイルを選べば、家をおしゃれに見せられるかがイメージしづらいかもしれません。
本記事では、床タイルを使ったおしゃれな施工事例や床タイルのテイスト、床にタイルを敷くメリット・デメリットについて解説します。
「家全体をおしゃれな空間にして、人を呼びたい」という方はぜひ読んでみてください。
おしゃれな床タイルの施工事例5選
まずは、床タイルを使っておしゃれな空間となった施工事例を5つご紹介します。
①:天然木プリントの床タイルであたたかみを感じられるリビングに
②:クォーツサイト調の床タイルでシックでモダンな雰囲気に
③:スレート調タイルで実現したアジアンテイストなダイニング
④:デザインタイルで一味違うおしゃれなキッチンに
⑤:モザイクタイルを使ってレトロさとユニークさを兼ね備えたトイレに
施工事例を見ることで、どのように床タイルを貼ればおしゃれになるのかがわかり、イメージがわきやすくなります。
順番に見ていきましょう。
①:天然木プリントの床タイルであたたかみを感じられるリビングに
近年のプリント技術の進化で、まるで本物の天然木のような風合いをタイルで表現できるようになりました。
天然木のデジタルプリントが施された床タイルを使用すれば、床一面にあたたかみを感じられるリビングに仕上がります。
リビングの床は内装の中でも、大きな面積を占めているため、自然を感じられる床タイルを選べば、足元から癒しを感じられるでしょう。
②:クォーツサイト調の床タイルでシックでモダンな雰囲気に
クォーツサイト調の床タイルにすれば、手軽に上品さを演出できます。
クオーツサイトは、天然石である「クオーツサイト(石英岩)」をモチーフにしています。
クオーツサイトは落ち着きのある色合いのものを選べば、シックでモダンな雰囲気が漂います。
③:スレート調タイルで実現したアジアンテイストなダイニング
深いグリーンとブルーの色調のタイルを使って、ダイニングをカジュアルな雰囲気に仕上げました。
使用したのは、イタリア職人の技術の粋を集めたヨーロピアンスレートの奥深いテクスチャータイルです。
床が落ち着いた色合いなため、ビビットな色味の壁やテーブルクロスがマッチしています。
④:デザインタイルで一味違うおしゃれなキッチンに
デザインタイルで床一面を目立つように張り替えた施工事例です。
汚れが目立ちやすいキッチンの床も、模様と色味のあるタイルを使うことで汚れが気にならなくなり、お手入れもラクになります。
波形がユニークなインテリアタイルを使うことで、世界でひとつだけのキッチンになりました。
⑤:モザイクタイルを使ってレトロさとユニークさを兼ね備えたトイレに
床と壁にカラフルなモザイクタイルを使って、ユニークな空間にしたトイレです。
マルチカラーのタイルがビビットなピンクの壁に見事にマッチしています。
ユニークさの中にもどこか懐かしさを感じさせるのは、モザイクタイルがレトロさを演出しているためです。
以上、床タイルを使ったおしゃれな施工事例をご紹介しました。
床タイルを取り入れておしゃれな空間をつくる場合には、ぜひ参考にしてみてください。
床タイルの7つのテイスト
ここまで、おしゃれな空間を演出する床タイルの施工事例を見てきました。
しかし、床タイルにはどのようなテイストがあるのかがわからないと、何を選んでよいか悩みますよね。
床タイルの主なテイストは次の7つになります。
①:大理石調タイル
②:木目調タイル
③:御影石調タイル
④:ナチュラル調タイル
⑤:テラコッタ調タイル
⑥:レンガ調タイル
⑦:磨きタイル
さまざまなテイストがあるため、イメージに合ったものを選びましょう。
テイストに関するくわしい解説は、下記の記事をご覧ください。
床をタイルにするメリット
テイストがわかっても、床材をタイルにすることでどのようなメリットがあるのか気になるかもしれません。
ここでは床をタイルにするメリットを3つお伝えします。
①:耐水性・耐久性にすぐれる
②:好みの空間に仕上げられる
③:場所ごとに異なる種類のタイルを貼れる
順番に解説します。
①:耐水性・耐久性にすぐれる
タイルは耐水性と耐久性にすぐれています。
そのため、汚れやすいキッチンに向いている材質だといえるでしょう。
油汚れも水ぶきで落とせるため、メンテナンスも非常にラクです。
また、タイルは汚れにくく、傷やへこみが起こりやすいフローリングと比べて、傷がつきにくいのもメリットになります。
以下は、長年使用したキッチンのフローリングの写真です。
「傷やへこみをつけたくない」という方は、タイルを選ぶとよいかもしれません。
②:好みの空間に仕上げられる
タイルにはさまざまなデザインのものがあり、カラーバリエーションが豊富なのもメリットです。
レンガ調や大理石調をはじめとした多種多様なテイストもあるため、好みに合わせた空間に仕上げられます。
また、タイルを使う面積によって、全体の印象を決めたり、ピンポイントでアクセントとして遊び心を演出したりすることもできます。
種類や組み合わせ次第で十人十色のおしゃれ空間を作り出せるのも、床をタイルにするメリットといえるでしょう。
③:場所にマッチした機能のタイルを貼れる
タイルは場所ごとにマッチした種類のものを貼れます。
たとえば、お風呂やトイレのような水回りには滑りにくい材質のタイルにしたり、リビングやキッチンなどはお手入れのしやすいタイルにしたりできます。
タイルは豊富な種類があるため、機能に応じて貼るものを選べるのも大きなメリットです。
上記のように、床をタイルにするメリットがわかれば、導入するハードルもグッと下がるでしょう。
床をタイルにするデメリット
次に、床をタイルにするデメリットについて解説します。具体的には次の3つです。
①:価格が高い
②:足腰に負担がかかる
③:冬は寒い
それぞれくわしく解説します。
①:価格が高い
タイルはさまざまな種類のものがある反面、価格はフローリングのような他の床材と比べるとやや高めになります。
しかし、メンテナンス頻度が少ないことや耐久性があることから、長期的に見れば床タイルの方がよいでしょう。
床タイルの価格相場については以下の記事で種類ごとに解説しています。ぜひご覧ください。
また、タイルライフでは、最大価格が80%オフのタイルを複数取り扱っており、お得に購入されたい方には非常にチャンスとなっています。
ご興味のある方は、下記サイトも合わせてご覧ください。
②:足腰に負担がかかる
床をタイルにすると、足腰に負担がかかるのがデメリットになります。
タイルは丈夫でクッション性がないものがほとんどなためです。
キッチンのような立ち仕事をする場所であれば、いっそうデメリットを感じやすいでしょう。
また、食器を落としたときに割れやすく、音が響きやすくなるのも気になるかもしれません。
立ち仕事の多いところの床をタイルにする場合は、スリッパを履いたり、カーペットを敷いたりして対策しましょう。
③:冬は寒い
床をタイルにするデメリットの中には、冬場は寒く感じられる点が挙げられます。
タイルを貼った床は、夏場はヒンヤリとして気持ちがよい反面、冬場は表面の冷たさによって寒く感じる可能性があります。
そこで、スリッパやカーペットの活用やヒーターを使用すると、寒さを軽減できます。
また、タイルと床暖房の相性は抜群なので、床タイルと同時に床暖房の導入を検討するのもよいでしょう。
床タイルと床暖房については下記の記事でくわしく解説しているので、ぜひご覧ください。
床タイルにはデメリットがあるものの、きちんと対策をすれば気にならないことがほとんどです。
床にタイルを取り入れられれば、家の中をグンとおしゃれにできるため、積極的に床タイルの導入を検討しましょう。
床タイルを導入しておしゃれな空間を
当記事では、おしゃれな床タイルの施工事例やテイスト、床をタイルにするメリット・デメリットを解説しました。
床をタイルにすることで、デメリットが生じる部分もありますが、適切な対策をすれば問題なく毎日を過ごせます。
また、タイルには豊富な種類とカラーバリエーションから好きなものを選べるため、家を理想とするおしゃれな空間に仕上げられるでしょう。
丈夫で、水周りにも使えることから、床をタイルにすれば、機能面でも大いに活躍が期待できます。
家をおしゃれにされたい方は、ぜひ床タイルの導入を検討してみてください。
タイルライフでは、おしゃれな空間づくりを実現するための床タイルを多数取り扱っています。
詳細な7つのテイストから床タイルを選べるほか、施工事例も豊富に掲載されているため、購入後のイメージもしやすいでしょう。
きっとお気に入りのデザインのタイルが見つかりますので、下記のページもご覧ください。