一度は捨てた人生さ!??よりつづき

「まじかよ???!!!!」
助けを呼ぼうにも、声が出ない。
足をばたばたしたら何とか、片足だけは地面についた。
首吊り、一歩手前の状態だ。

奥さんは、戻ってくる様子も無い。
かろうじて息ができるが、だんだん苦しくなってきた。
非常にまずい状態だ。

鼻から血が出ているようだ。
鼻で息をしすぎると、血が出るのかな?
意識が薄れていく中で、変なことを考えている。
マジでヤバイかも・・・。

遠くで奥さんの悲鳴が聞こえた・・・。
その後のことは覚えていない。

奥さんが、近くの獣医さんに運んでくれたようです。
大きな保育器のような、集中治療室に入れられ治療を受けました。
ご主人も、仕事を無理やり終わらせて、駆けつけてくれました。

今晩が山場だと、獣医さんが言ったそうです。
当時4歳の息子も、訳がわからないなりに心配そうに見守ってくれました。

肺にたまった水も無くなって、次の日は家に帰ることができました。
もう少し、発見が遅れていたら、ブログでおしゃべりすることも
無かったでしょう。

まさに九死に一生を得るでした。
その後は、おとなしいブルドックとして
近所の奥さんから、「置き物犬」と呼ばれるようになりました。

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