キッチンタイルの選び方
キッチンのタイルを選ぶ際には、鮮やかな色やデザインだけでなく、汚れが付きにくくお掃除のしやすいタイルを選ぶことが大切です。
そのためには、タイルの「適正表示」を参考にして条件に該当するタイルを探すことが近道になります。
適正表示はこのようなマークを商品ページに掲載しています。
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キッチンタイルには、キッチンバック(キッチンカウンター前の壁)に使うタイルとキッチンの天板で使うタイルがありますので、別々に見ていきましょう。
キッチンバック用タイル
キッチンバックにタイルを使った場合は、油汚れなどが一番気になるところだと思います。
汚れを落しやすく掃除しやすいタイルを選ぶためには、表面がザラザラしているタイルよりも施釉タイルで光沢のある(ツヤあり)タイルがいいでしょう。
適正表示が「屋内壁◎」か「屋内壁○」のタイルからお選び下さい。
「施釉」「ツヤあり」「屋内壁○と◎」で検索したタイルを表示
キッチン前の壁には、収納ユニットがあったり、カウンターに調理器具を置いたり、比較的見える部分が少ないケースもあるので、シンプルなデザインのタイルがおすすめです。
最近はモザイクタイルを用いたモダンでかわいいキッチンも人気です。
正方形のタイルだとかわいく、長方形のタイルを横使いするとモダンな感じになります。
レトロ調のタイルを使ったり、無地のタイルにアクセントでボーダータイルや柄タイルを使うなど貼り方を工夫することでも印象的な空間になります。
オープンキッチンであれば、リビング・ダイニングとコーディネートするのもよいでしょう。
検索ページを使って、以下の例を参考に探して見てください。
【例1】掃除しやすい施釉タイルで、100角の柄のないシンプルなタイルを探したい!
【例2】同じく施釉タイルで、モザイクタイルで探したい!
【例3】同じく施釉タイルで、レトロ感のするデザインタイルやボーダータイルを探したい!
キッチンの天板で使うタイル
汚れやお手入れのしやすさについては、キッチンバック用タイルと同じく表面がザラザラしていないタイルであることと、物を置いたりするのに表面はフラットなタイルがいいでしょう。
ただ、お鍋などの固いものを置くのでタイルの表面や材質はできるだけ強いタイルをお選び下さい。材質では磁器質(?類)が最も強く、せっ器質(?類)、陶器質(?類)の順となります。
タイルの光沢については、施釉タイルであればツヤあり、ツヤなし、半ツヤなどお好みでいいと思いますが、内装壁タイルの分類で色鮮やかなタイルなどには、表面の釉薬が強くないタイルもあるので注意が必要です。
「ツヤあり」「磁器質」「磨き以外のフラット」で検索したタイルを表示
キッチンの天板は、ステンレスや人工大理石などが主流ですが、欧米のようにタイルや石材を使った個性的なキッチンも増えてきました。
カウンターの端部用に写真のようなコーナータイルを活用することでオリジナルな印象を与えることができます。
アイランド型のキッチンで、磨きタイル(鏡面タイル)を使用した例
検索ページを使って、以下の例を参考に探して見てください。
【例1】磁器質タイルで、掃除のしやすいフラットでツヤあり、柄の入らないタイルを探す!
【例2】アイランド型のキッチン用に、明るい色の大板の磨きタイルを探したい!
タイルの目地が汚れることを気にして、タイルの採用を敬遠される方もおられますが、キッチンの油汚れに強い目地材「スーパークリーンキッチン」などがあります。また、汚れが目立たないように色目地にするという方法もあります。
油汚れのほか醤油やコーヒーにも強い「スーパークリーン キッチン」
スーパークリーン キッチンは、目地材を疎水・耐油性に改善。
油汚れはもとより、しょうゆやコーヒーなどの汚れも染込みにくくなりました。
日常のお手入れも簡単です。
※パソコンのモニターの特性や設定により、実際の商品とモニター上の画像に差が生じる場合がありますので、サンプルでご確認されることをおすすめします。